[NEUEKA]札幌のデザイン会社ノイエカ

知らないということを知る

知らないということを知る 22:25

 製品やサービスに関してなにかしらのデザイン案件を頼まれたときに、どの程度掘り下げて知識を得ておくべきであろう。可能な限り知っておくというのが前提ではありますが、現実的にはクライアントと同じレベルまで知識・情報を得ることは不可能に思われます。

内容が難しい場合

 扱うもの、あるいはクライアントの事業内容そのものが高度すぎて完全に理解するには時間がかかりすぎるケース。時間があっても理解できるとは限りませんが。たとえば知識や技術そのものを扱う企業(機関)がクライアントがこれにあたります。弊社のこれまでの例では、大学の研究ユニットや研究組織、先進的な医療分野でのベンチャー立ち上げなどがあげられますが、多くの場合求められるのは、高度で専門的な内容を一般のレベルまでかみ砕いて表現することです。

 まず問題になるのが、「一般のレベル」とはどのレベルなのか。そもそも一般の人とはだれのことなのか。この前提が最初から我々デザイナー側と発注者であるクライアントで異なっていることがありますので、ここをきっちり確認して進める必要があります。塩基配列という言葉を理解する/しないで線を引くこともあれば、可処分所得が500万円以上/未満で線を引くこともあります。多くのクライアントは自社の事業分野の知識を「一般の」人にも求めすぎる嫌いがあります。

 そしてやはり、単純に難しすぎる、という問題です。イオンなんとか交換膜やら高硬度GEL素材の分子構造やDNAのタンパク質がどうのこうのとか。それでなくとも、自分には縁のない業種でのビジネス構造など全く想像の範囲外であり、ましてやそれをかみ砕いてわかりやすく表現する(当然かみ砕くには理解する必要があるので)のはかなりの困難を伴う作業です。

先入観のない斬新な視点での提案が求めらる場合

 よく知らないから言えることというのは存在します。知ってしまうことで、ある方向での可能性を最初から排除して思考してしまいがちです。特に業界(あるいは製品)特有の慣習を前提情報として得た場合、それを無視して考えることは難しいことで、その情報を共有した結果、クライアントがこれまでたどってきた袋小路に入り込む思考の道を仲良くトレースしてしまう可能性があります。これではデザイナーにアウトソースする意味がありません。

 これとは逆に、クライアントが斬新な視点を求めるために情報の提供を意図的に絞る場合もあります(実際ありました)。この場合まったく間違った方向の提案をしてしまうというリスクをデザイナーは(クライアントも)抱えることになります。情報の制限により制約をかさないという方法は、複数のデザイナーに広く案を求めるというケースでは有効ではありますが、期日が迫っているなど、クリティカルな状況ではリスクが大きすぎるかと思います。

知らないということを知る必要性

 知識の総量を100としたら、自分の知識は30である、あるいは40である、ということを認識する必要があります。自分がどこまで知っているかということを、自分自身はもとより、情報を提供する側のクライアントにも把握してもらう必要があります。それにより適切なレベルの情報を提供してもらい、またどこまで踏み込んだ表現ができるのかを把握してもらっておくことで、単純なレベルでの齟齬は排除できるように思います。

 知らないということ、知らない部分の情報を把握してもらっておくことで、例えデザイナーが誤解を含んだなんらかの表現をしたとしても、そこにクライアント側の情報提供に問題があったことがその時点で共有できます。そして次のバージョンではより「一般レベル」にかみ砕いた情報提供ができるはずです。

 重要なのは、一次としてクライアント側から情報提供を受けたら、どこまで理解ができているか、という情報をデザイナー側からフィードバックすることで、ここを曖昧にしたまま進むことはお互いに不要なリスクを抱えることになります。簡単に行うとすれば、ともかく質問を投げかけることと、理解できた情報をデザイナーらしく図で表現して見せることです。特にオリエンテーション時にその場で描く図は、意外に以後の制作物の根幹になったりすることがあります。この図で「理解度のコンセンサス」を確認しておくと、進行がかなり楽になることでしょう。

♪ Toward The Patrol Line / Fantastic Explosion

9.1.08 16:47, kommentieren

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手帳に悩む。

[]手帳に悩む。 01:03

 ミーティング時のノートパソコンの使い方について以前書きましたが(このエントリー)、これはあくまで議事録ドリブンな会議手法がとれる場合において有効な話で、状況によってはやはり手帳にメモするというスタイルを取らざるを得ないことが往々にしてあります。

 で、この手帳について目下のところ、迷宮を孤独に彷徨うがごとく迷い続けています。ここ数ヶ月で何冊試したでしょうか。いずれもしっくりこない、というか、おおむね手に余すという結果です。

 手帳の役割としては、

    • 打ち合わせ時にメモをとる
    • スケジュールを管理する
    • アウトラインプロセッサ的にぐしゃぐしゃとかきつける

といったところが主なものだと思いますが、今のところ手帳を充分に機能させることができていません。

 一番の問題は、スケジュールやGTDをブラウザ上(つまりオンライン上)で管理しているので、それと紙に書かれた情報との整合性の問題。後で改めて入力する手間が発生したり、逆に手帳に書き写したりする手間があり、非常に無駄な気がしますが、この場合、手帳は単なる一時的な記録バッファであり、書ければ何でもいい(チラシの裏でも)わけです。必然的に求められる形態は、比較的に大きめで、罫線なども最小限(あるいは無地)の手帳ということになります。

 そう思い、14cm20cmサイズの革表紙の手帳(ソメスサドルのオーガナイザー)を一時期使っていましたが、これが、重い。大きい。チラシ裏でもいいものにしては立派すぎて持て余しました。現在は社内でのみ使用するぐらいで、クライアント先には持っていっていません。

 反省を踏まえ、小型のものにチェンジ。丸善オリジナルのシステム手帳にしてみましたが、思いのほか文字が書きにくい。小さいのでどうしても片手で保持しながら書くことになり(新聞記者を想像していただければ。)、どうも打ち合わせというよりはご用聞きスタイルになってしまいます。それにメモ主体の使い方にしては機能が多すぎる。そういうわけで、ほとんど出番無く、終了。

 その後、性懲りもなくMOLESKINの赤を衝動買いしたものの、なんと最初のミーティング時に同じ手帳を使っている人に出会ってしまい、急に使用意欲が0に。仕事用ではなく、プライベートのスケジュール管理と支出記録のための手帳に役割変更しました。

 というわけで、今はたんなるB5の大学ノート最強な状態です。むしろジャポニカでいいぐらいの勢いです。

 どなたか優れものの手帳があったらぜひ教えてください。

    • スリムで、ノートPCと一緒に鞄に入れてもあまり重くなく、かさばらないこと
    • フリーフォーマットでわさわさ書き込めること
    • 後からリファレンスがしやすいこと(付箋は好まない)
    • 同じのを使っている人とかち合う率が低いこと

といったところがリクエストです。


♪ Stella by Starlight / Stan Getz

8.1.08 16:47, kommentieren

デザインの値段・再び

[]デザインの値段・再び 00:50

 家電などを思い浮かべていただければいいかと思いますが、大抵の製品には「性能」というファクターがあり、多くの場合それは数値で表すことができます。世の中にはそれら性能を表す信じられないくらいたくさんの種類のパラメーターがあり、単位があって、もしその数値のいわんとするところを理解できる知識があるなら、おおよそのその製品の「価値」を判断することができます。

 性能と価値の関係がスリリングな最たる例の一つとしてパーソナルコンピューターがあげられるかと思いますが、例えば今この文章を作成しているMacBookの性能は、

    • 1.83GHz Intel Core 2 Duo
    • 2GB 667MHz DDR2 SDRAM
    • 160GB S-ATA 2.5inch HD
    • GMA 950 VRAM 64MB

という主立ったパーツとそのスペックによって表すことができ、そこからおおよその価格を思い浮かべることも可能です(ちなみに某Do○で税込10万円ちょうどにまけてもらって買いました)。

 おおざっぱに言って、価格はその製品の性能に比例し、より優れた製品は価格が高く、限られた性能の製品は相対的に安いと定義できます。容量450リットルの6ドア冷蔵庫は、225リットルで2ドアのものよりも価格は高いのです。そしてその事実に異議を挟む消費者はそれほどいないはずです。つまり性能と価格の比例関係は多くの消費者にとって納得しやすい事象なのだと思われます。

 さて本題。(狭義の)デザインにおいて、性能と価格の関係はどのように考えられるでしょうか。

 数年前ですが、札幌市の某区役所から環境保全に関しての啓発ポスターの依頼があり、デザイン費の見積を作成しました。競争入札でしたので数社の見積額が開示されたのですが(参加各社が揃っているその場で。あれはなんだか緊張する。)、驚いたことに最安値と最高値では実に約3倍もの差がありました。

 とある面積の平面に展開される文字や写真などの配置(物質的にはインク)によって、実に3倍の価格の差があるという事実。考えてみれば非常に不思議な事象です。価格が3倍だからといって、文章量が3倍あるとか、インクの盛り具合が3倍だとかいう世界ではありません。

 上記の例は道徳的観点の啓発ポスターですので、もし性能というファクターを考えるなら「啓発力」というパラメーター─数値は何でしょう。3.25kg/m?950ヘクトパスカル?46hsh/d(はっとした人/日)?─が考えられるでしょう。いいかえれば、そのデザインによっていかに多くの人の目を惹けるか、いかに多くの人の心を動かせるかが、そのデザインの性能といえます。デザインの性能は、家電や自動車などと違い、制作時に決定されるのではなく、使用されて初めて測定できるもののようです。

 故に、デザイン費は常に対象とするユーザーによって暗に決定されるべきで、ロイヤリティ(成功報酬)という形態がよくマッチするのだと思います。また、デザインが及ぼすビジネス上の効果を仮定することなく算出するデザイン費は、根拠のないナンセンスな数字であることがわかります。

 ページ単価○○円や、デザイン案一個につき○○円といった数量ベースのデザイン費を、ここに否定します。

 より心を動かすことができるデザインがよいデザインであり、"高価"なデザインである、という考え方が基本になるのだと思います。

♪ Jet Airliner / Steve Miller Band

1 Kommentar 12.6.09 16:46, kommentieren

macにインストールしているア&

[]macにインストールしているアプリケーション 02:13

 今現在(2007年12月)会社ではMacBook Proの15インチモデル、家ではMacBookの白を使用していて、環境をほぼ同じに揃えています。原則的にどこでも仕事はできるように、データストレージはネット上においています。osxはJaguar(10.2)から業務に使い始め、割合に長くG5+iBookG4という組み合わせを続けていましたが今年初めに上記のペアに切り替えました。

 さて、macで使っているアプリケーションですが、今のところ以下の通りです。

Safari & Firefox

Safariはいつの間にか3にアップしていました。メインのブラウジングはSafariですが、開発時には便利なプラグインがあるFirefoxを使用します。Youtubeやニコ動ももっぱらFirefoxです。

Mail & ThunderBird

メールクライアントは純正のMailを使用しています。過去4年分のアーカイブがそのままなので、本文の内容まで検索対象となる強力な検索機能が重宝しています。迷惑メールフィルターはいっこうに賢くなりませんが。いくつかのアカウントはThunderBirdに割り当てて使っています。

RBrowser

FTPクライアントです。時々ディレクトリツリーの取得に失敗(Homeアイコンをクリックしていったんhomeに戻れば大丈夫)したりしますが、それ以外はおおむね便利に使えています。サーバ上のファイルを直接ダブルクリックで開く─編集─保存することができる機能はなかなか便利です。SFTPにも対応しています。

MAMP

Mac+Apache+MySQL+PHPという環境がクリック一発で立ち上がります。ローカルで開発環境が完結できる、必須アプリケーションです。近頃はこれにcakePHPを突っ込んでいます。

Eclipse

主にPHPでの開発に使っています。データベースのスキーマをデザインできるプラグインが便利です。MVCのビューの部分だけはDreamweaverを使っています。

Photoshop & Illustlator

デザイン会社的には紙と鉛筆みたいなものです。家のMacにはインストールしていません。Photoshopの出番はめっきり少なく、最近はSnipshotで充分だったりします。

Lightroom

そのかわり、写真の整理とRawデータの処理に大活躍なのがAdobeのLightroomです。最近は1ロールあたり100枚以上撮ってしまうので、これがないとやってられません。

Parallels Desktop for Mac

Bootcampでもいいのですが、ちょっとWindowsのIEで確認とか、Mac非対応(けっ!)のネットバンキングとかには圧倒的にこっちの方が便利です。それほど重い処理をしなければ充分かと。XP SP2とVistaを入れてあり、確認用のほか、弥生会計や弥生給与も仮想環境下で使っています。コヒーレンスモードで使うとまるでosx下でWindowsアプリが動いているように見えるのが、なかなか強力です。

TwitterPod

TwitterのMac用クライアント。ログ検索できます。が、書き込み時よく落ちます。

Skype

Adium

社内連絡用はGoogle Talkですが、クライアントはAdiumを使用しています。

iSquint

iPod用に.mp4動画に変換してくれるソフト。

ImageWell

画像の簡易な編集が出来るソフト。キャプチャー画像をウェブ用にする時などに重宝。下記のScreenshot Plusと組み合わせて使います。

iWork

特にKeynoteは、クールなプレゼン資料があっさりできるのでよく使用します。一応PowerPoint形式でも書き出せます。NumberもExcelより圧倒的に使いやすいです。

ATOK

5分使ったらもうことえりには戻れない。たしかATOK8の頃から使っています。唯一毎回バージョンアップにつきあっているのはATOK(とosx)ぐらいです。

Screenshot Plus

画面キャプチャー用のWidgetです。直接ImageWellに書き出せたりします。

iStat nano

CPUやHDの状態を表示してくれるWidget。なんとなくnanoにしてます。

その他

純正のTerminalやネットワークユーティリティはよく使うのでドッグ常駐です。それからスティッキーズは必須。VLCとQuickTimeProも必須。ブログなどの執筆ものはテキストエディットで充分です。

♪北京ダック / 口ロロ

1 Kommentar 12.6.09 16:45, kommentieren

試行錯誤、来年も継続

[]試行錯誤、来年も継続 00:57

 28日は会社の忘年会でした。油断すると社員数の2倍ぐらいのメンバーになったりしますが(関係各社やクリエイターのみなさん)、今年はしっかり自社のスタッフだけで行いました。ちなみにお店は「むらかみ」でかにしゃぶ→「風味や」でシングルモルト+漬け物という渋い流れ。風味やはスタッフの方のブログが人気ですが、この日もそつのない接客をなさってました。

 さて、経営者としての一年をざっくり振り返ってみます。経営者として、今年のテーマは「仕組み作り」でした。当初思っていたのは1クライアント1担当者(責任者)という体制で、進行管理はもちろん、予算配分も含めた売上管理まで1担当者が責任をもって行うという仕組みでした。メリットとしては、自分のクライアントという意識が持てること、情報が集約することで素早い判断ができて進行が早まること、競争意識が持てること、という想定でいましたが、これは半年程度の試行であまり機能しないことがわかりました。

 まずクライアントのアサインがうまくいかなかったことがあげられます。内容や性向を鑑みて割り振ったつもりではいましたが、結果的にミスマッチがあったと思います。ただ、あくまで結果の話なのでこれは経験値として次に活かせることになると思います。

 それから、スタッフに自分のクライアントであるという意識を持たせることができなかったことが、経営者としての失敗だったと思われます。一般論的に、何かひとかたまりの仕事を丸ごと人に頼む時、頼む立場の人間は最大値の結果を求め(「やってくれるだろう」)、頼まれる立場の人間は最小値の労力を望む(「やらなくていいだろう」)ようです。

 これを全く想定していなかったので、いたるところで問題が発生しました。当然やってくれているだろうと思っていること(例えばスケジュールの管理だったり、返事がないクライアントへの催促だったり、そもそもの案件そのもの!だったりetc)を、全く手をつけていないことが、これまた最悪にも、クライアントからのクレームで判明したこともありました。

 結局のところ、案件を任された方としては押しつけられた程度の認識しかなく、最小限の仕事(もしくは全く何も)でうやむやにしようとしてしまいがちなようで、期待値と結果の乖離があまりに大きく、まったくのやり直しになったケースもあり、これは本当に失敗だったと思います。

 進行管理も含めて任せていましたが、進行管理をしているかどうかの進行管理をすることが、経営者として求められていたと思います。

 次に試みたのは、クライアントとの接点を一元化し、全ての案件の進捗管理も行ってしまうという仕組み。メリットとしては、当然全体として効率がよくなることと、作業スタッフであっても横断的に全社の案件が把握できることがあげられます。

 ただこの方式にも問題があって、まずこの業務を担当する個人の能力に負うところが大きくなってしまうということ。些細なトラフィックもディレクター経由になることで時間を要すること。そして何より、デザイナーが直接コミュニケーションしないことで、確度の高いデザインが出来ない可能性があるということ。

 この仕組みに変えてまだ数ヶ月という段階なので、最終的な判断は保留としますが、工夫の余地はあると思われます。

 何より、1プレーヤーから専業経営者になることを決めて日が浅いので、まだまだ考えるべき事、決めるべき事が多い状況です。当然日々の案件をこなしつつ、よりよい形になるよう検証と修正を繰り返さなければいけないので、まだ試行錯誤の期間は続くと思います。


♪ To Zion / Lauryn Hill

12.6.09 16:45, kommentieren

ちょっとIPOを学んでみる

[]ちょっとIPOを学んでみる 01:31

 さて、デザイン会社はIPOできるのだろうか。当然今のビジネスモデルのままではまず無理で、デザインを核とした全く新しい別のモデルにドラスティックに変わらなければならない、と思ってます。

 そういう本質的なことはいったん置いておいて、実はよくわかっていない株式上場のレギュレーションを確認してみようと思います。身近な例として、現ビズライトテクノロジーの田中社長が立ち上げたアルファトレンドが上場している札幌証券取引所アンビシャスの上場基準。

審査基準項目 アンビシャス

上場株式数 基準なし
株式の分布状況 少数特定者持株比率 基準なし
株主数 上場時 200人以上
公募株式数 500単位以上の公募増資※
事業継続年数 1年以前から取締役会を設置して事業活動を継続
上場時価総額 次のいずれかに適合

・純資産の額が1億円以上、かつ時価総額が3億円以上

・純資産の額が正、かつ時価総額が5億円以上

純資産の額
利益の額 直前期の営業利益の額が正。営業利益の額が正でない場合において、高い収益性が期待できる場合を含む
虚偽記載又は不適正意見等 最近2年間に終了する財務諸表等並びに最近1年間に終了する中間財務諸表等が記載される有価証券報告書等に「虚偽記載」なし
「上場申請のための有価証券報告書」に添付される監査報告書等において「無限定適正」又は「除外事項を付した限定適正」であり、かつ最近1年間の監査報告書等が「無限定適正」であること
株券の様式 本所の定める様式に適合
株式の譲渡制限 株式の譲渡につき制限を行っていないこと
株式事務代行機関の設置 株式事務を本所の承認する株式事務代行機関に委託していること
指定保管振替機関の取扱同意 指定保管振替機関に対する取扱の同意

(2008/03/08)下記文章、かなり間違ってます。文末の追記をみてください。

株主数

上場時に200人以上が株をもっていなければならないらしい。今の段階で現実的に考えて、役員+社員+その家族+信頼できる知人&合わせても50〜60人程度がいいところではないだろうか。あとは関係各社にお願いするとか。かなり大変そう。実際はどうするんでしょうか。今度聞いてみよう。

上場時価総額・純資産の額

まず、純資産ってなんだ。簡単にいえば資産から負債を引いた額で、以前は資本の部と呼ばれていたもの。それから時価総額は「株価発行済株式数」で出される額。

  • 純資産の額が1億円以上、かつ時価総額が3億円以上
  • 純資産の額が正、かつ時価総額が5億円以上

という条件だと、どっちが容易なのか。最初の条件だど、負債のない状態でキャッシュ+売掛金が1億円あること。発行済株式(=資本金?)が3億円あること。

なんといっても3億円(または5億円)までは増資しておかなければならないわけで、これは太っ腹なエンジェルを見つけなければ。

利益の額

これは意外です。「正」ということはほんの少しでも利益が出ていればOKということでしょうか。そしてなんと赤字であっても、「高い収益性が期待できる場合」ならOKだそうで。さすが新興市場です。しかし逆に考えれば、その事業が高い収益性が期待できることをなんらかの方法で証明しなければならないわけで、それはそれで難しいことのように思われます。


 少なくとも売り上げ規模を10億のレベルに持って行かないと話にならないわけで、それをどのようなかけ算で考えるのか(@100万円1000なのか、@1億円10なのか、あるいは@1万円100,000なのか)が事業を組み立てていく上でのポイントになりそうです。

 どうせ狙うならジャスダック、との言葉も頂きましたが、まだマイルストーン設定が出来るほど煮詰まってはいません。まだまだ、0からのスタートです。


2008/3/8追記

 上記の文章ですが、相当に間違っております。アンビシャス上場を目指している方が誤解されないように、正しい解釈を下に記しておきます。

●株主数は上場する前に200人以上必要なわけではなく、上場するときに200人以上になればよい(上場した瞬間に)

●時価総額についても同様に、上場したときに3億円以上になればよい

●年間の売上額に関する規定は特にない

500単位以上の公募増資というレギュレーションがあるので、最大で株主が500人増加する(ひとり1単元株づつなら)可能性もあるわけですし、時価総額についても少なくとも500単元株分はその時に増加するわけです。結果200人以上&3億円以上になればよい、と。

 売上額や資本金の額といった数値的なことよりも、どれだけ成長が見込めるか、あるいは(投資家にとって)魅力的な事業内容であるかがより重要なのだと思います。

 なんだかやる気がでてきました。


♪ Right Here / SWV

12.6.09 16:44, kommentieren

コンセプターという仕事

[]コンセプターという仕事 00:39

- MSN産経ニュース">http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/071226/art0712261653008-n1.htm

 普段特にエンドユーザー向けの商品をデザインするにあたって感じているジレンマ─もっと早くから関わらせてくれればという思い─を、そもそも職業としてのカテゴライズから変えて解決している方がいらっしゃいました。「コンセプター」坂井直樹氏。

商品が誕生するまでのシナリオづくりから、ユーザーの手元に新商品が届くまでを考える

まさにこれがデザイナーのやるべき仕事だと思っているところで、色形に限定された役割分担の枠組みをいかに壊すかというところに労力を払っている立場としては、肩書きを変える、という部分に目から鱗ではあります。

 本来「物を作る」ということと「物を売る」ということはシームレスに発想されるべきで、シナリオという言葉で表現される、一貫したデザインが必要であることは自明です。しかし現実には、とりあえず作ったので売れるようにしてください、というオーダーがまかり通っています。結果、残念なプロダクトが濫造され、強引な手法のプロモーションが幅をきかせ、良心的な製品が市場から駆逐されてしまっている、というのはまた別の話なのでここまでにして、デザイナーがシナリオの想起から関わることでしか良質な製品は生まれ得ないと、もはや断言できるかと思います。

 デザインマネジメントという言葉をこれまで掲げていますが、おそらく坂井氏のいう「コンセプト」と同義だと感ぜられました。自分の肩書きをどうするか考えていましたが、「デザイン・アントレプレナー」という肩書きはなかなかよいなと思っています。検討してみます。


♪ 塀までひとっとび / Sadistic Mika Band

12.6.09 16:44, kommentieren